飼育展示されている魚類は主に熱帯性の海水魚で、大変水質に敏感な魚類も飼育展示されている。その為、良質な天然海水を伊豆大島沖から海水運搬船によって運ばれる。
搬入される海水は到着時水質チェックされ、基準より値が良好だった場合のみ搬入される。
搬入される海水量は、ひと月に一回約500tほど。
新鮮海水搬入の流れ
- 海水運搬船が桟橋に着岸、水温・PHの測定。
- 水質検査室で細かくチェック。
- 水中ポンプにより海水を貯水槽まで搬入。
- 搬入された海水の量をチェック。
購入海水の水質基準
溶存酸素(DO) = 2.5ppm
塩 素 量 = 18~20%
比 重 (SG15℃) = 25.0前後(1,025)
P H = 8.0~8.5
化学的酸素要求量 (COD) = 0.3ppm以下
アンモニア態窒素(NH4-N) = 0.005ppm以下
硝酸態窒素 (NO3-N) = 0.005ppm以下
亜硝酸態窒素 (NO2-N) = 0.010ppm以下