大水槽の透明板はなにで出来ているのか

大水槽はアクリルで出来ていて、最も厚いもの25㎝もあります。

アクリルが大水槽を可能にしました。

ガラスに比べアクリルは下記のような特徴がある

  1. 面接着によって、サイズや厚さ、変形など加工が容易(140℃で変形)。
  2. 保温性・衝撃吸収力に優れている。
  3. 板自体にねばりがあり、万一割れても裂け目から水が漏れづらい。
  4. ガラスのように開口部すべてが割れ、内部の水が急激に観覧側に流れ出ることもない。
  5. 強化ガラスの場合自爆作用がみられ、またゆがみや集中応力に対しても簡単に破壊されてしまうが、アクリルは相当程度まで耐えられる。
  6. ガラスに比べ膨張収縮(特に水温、水分)が大きいので、取り付け部に余裕を持たせる、水の注排水もデリケートに行わないとコーキングが切れて漏水の原因となる。
  7. 薬品や熱に弱く表面硬度もガラスに比べると劣るので取り扱いや収容魚種に注意がいる。

1:アクリルパネル 2:シリコンシーラント 3:ネオブレンパッキン 4:スペーサーブロック 5:プレキャストコンクリート 6:エポキシライニング 7:防水モルタル 8:アンカーブロック

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