ミツクリザメ

ミツクリザメ(箕作鮫 学名:Mitsukurina owstoni、英:Goblin shark)は、ネズミザメ目ミツクリザメ科に属するサメ。

明治時代初頭 箕作嘉吉 現在の東京大学 三崎臨海実験所の所長に英国人ジョルダンが奇怪なサメを持ち込み、大英帝国博物館に分類を依頼したところ絶滅種であることが分かった。

発見者にちなんでミツクリザメと名付けられ、生きた化石とも言われる。

ミツクリザメ科はミツクリザメ族 Mitsukurina 1属で、本種のみを含む。希少種であり、本来日本特産のサメとされていたが、日本の東京湾、駿河湾、相模湾などをはじめ、世界各地の深海100m以深で捕獲される。

採取者  横須賀市 長井漁港 三京丸 梶ヶ谷氏

採取日  不明

採取場所 東京湾沖 水深300m

xray

ミツクリザメレントゲンX-ray 協力 日本大学

ミツクリザメ 飼育記録

オロシザメ

オロシザメ

オロシザメ(Oxynotus japonicus)は、オロシザメ科に属するサメの一種。生体はほとんどわかっていない。日本、台湾、インドネシアでの生息が確認されている。最大で64.5cmに達し、体色は暗褐色で皮膚は非常に粗い。

日本の魚類学者、矢野和成らによって静岡県の戸田村の郷土造船資料館の展示物であった個体をもとに記載され、オロシザメの存在が公となった。この個体は、駿河湾戸田沖水深225~270mの底引き網漁によって得られた。しかし、生体ではなかった。

世界で初めて生きた個体を捕獲したのは横須賀永井漁港のはじめ丸。水揚げされた際、連絡を受け現地に向かった。その希少性ゆえ、各メディアで紹介して頂きました。

マルセ丸 船長・原田唯夫さんは、葉山沖の水深360m砂地に多く生息すると仰っていました。

翡翠のようなエメラルド色の眼はタペータム構造で美しさが印象的です。

共同通信社

オロシザメX-ray 協力 日本大学

シーラカンス

Coelacanthiformes

シーラカンス(学名:Coelacanthiformes)は、シーラカンス目に属する魚類。

南アフリカのラチィマー学芸員とイギリス人生物学者 スミス博士により、世に知らされた生きた化石。1939年 第二次世界大戦のさなかである。スミス博士は、2匹目を捕獲しようと懸賞金までかけたものの、2匹目発見までには15年もの歳月を費やした。

 2匹目が発見されたのはフランス領コロモ諸島で、知らせを受けたスミス博士は、空軍機をチャーターし現地に向かった。紛れもなくシーラカンスであり、博士は感極まりシーラカンスを抱きしめ一夜を明かした。

 しかし、フランス政府の圧力で、フランス人博士しかシーラカンス捕獲できなくなり、スミス博士は失望し自らの命を絶ったとされる。いわくつきの魚。

 コロモ諸島の現地漁師たちは、ゴンベサと呼び、味がひどくまずいため捕獲されず、現在まで生き残ることが出来た。

このレプリカはANAの米山潔さんがフランスから石膏で本物のシーラカンスを寝かせ型を取ったものを空輸して頂き作ったもの。